GMGジャパン、GMG ColorProof バージョン5.6を販売開始
東京(2015年03月03日発行) :ハイエンド カラーマネージメント ソフトウエア ソリュ ーションの開発・供給会社として世界をリードするGMGはインクジェットプルーフ用ソフトウェ ア、GMG ColorProof / DotProof / FlexoProofの最新バージョン5.6の販売を開始いたしました。
本バージョンではパフォーマンスの向上、アプリケーションの完全ネイティブ化、APPE3.3の採用、強化されたガモットビュア、平行リッピング機能追加、ProfileEditorのMファクタへの対応、蛍光増白された用紙(OBA)に対応するキャリブレーションセットの追加、ユーザインタフェースのさらなる改良など様々な用途に対応した多くの新機能を搭載しています。
1.概 要
●ソフトウェアリリース日
2015年3月3日(月)
●ビルド番号
ColorProof Version 5.6. 0.1418(64bit)
【注意事項】
以前のバージョンで作成された環境バックアップを新バージョンにリストアすることはできない。環境バックアップ、リストアは作成されたバージョンでのみ使用可能。
1.1 個別にデータベースを表示
ユーザーに関連するプリンタ・用紙・キャリブレーション セット・スタンダードのみが表示される。
注)明確に準備されたデータベースの概観が保持される。
以前のバージョンに対するアップグレード時は、使用されている項目のみが自動的にシステムに追加される。
1.2 並行リッピング
リッピング処理の高速化のため、PDFは同時並行にリッピングすることが可能。CP 5.6ライセンスには「1 RIP」を含むが、追加ライセンス("Module Adobe RIP Scale“)を購入することで、ハードウェア構成に基づいたRIPを追加することが可能。利点は下記の通り。
- ジョブのリッピングからプリントまでの時間短縮
- 処理の高速化と生産性の向上
ColorProof RIPの数は、ユーザー要望に基づき拡張可能。経験則による概略ルールは以下の指針に従う。
Printer | ColorProof RIPs |
---|---|
1 | 1-2 |
2 | 2-3 |
3 | 3-4 |
1.3 GMG ProofPaper semimatte 250 OBA(蛍光増白剤)
'GMG ProofPaper semimatte 250 OBA'は、適切な印刷用紙見本として色再現性の高いプルーフ用途のために使用可能で、生産現場で使用されるOBAコート紙問題に対する解決策。
注1)'GMG ProofPaper semimatte 250 OBA'は 最高級のセミマット プルーフ用紙で、GMGメディアの製品ラインを完備している。CP 5.6では、新規プルーフ スタンダード・プロファイル・キャリブレーションを用意している。
注2)'GMG ProofPaper semimatte 250 OBA'用キャリブレーション:Epson Stylus Pro x900, 720x1440 dpi 10c
注3)プルーフ スタンダード
- GRACoL 2013 (CRPC 6)
- GRACoL2013 uncoated (CRPC3)
1.4 スマートホットフォルダ - 複数のスタンダードを1つのホットフォルダで処理可能
スマートホットフォルダは、スタンダードが使用されている画像名により自動的に検出される。
1.5 利用可能なプリント・キューへのジョブ移動
インク切れや用紙切れ等でプリンタが使用できない場合、保留ジョブを自動的に他の同一機種に移動。
1.6 GamutViewer 2.5
1)MXN, db3, CGATS等の入力をサポート
2)2つ以上のガモットファイルのロードと比較
3)特定のLab位置の視覚化(ガモット外か否かのチェック)
1.7 Adobe Print Engine 3.3
最新のAdobe技術を採用、Adobeベースの出力に対する正確な解釈
2. IT recommendation
2.1 PCハードウエア基本構成
対応オペレーティングシステム
Windows 8.1 64bit版
Windows 8 64bit版
Windows 7 64bit版
Windows Server 2008 R2 64bit版
プロセッサ Intel Core i7 CPU、クロック周波数 3GHz以上
メモリ 16GB RAM、ハードディスク容量 1TB
最小構成:1025×768 dpi, 32 bitカラー深度
DirectX 10対応、256MB以上のメモリを使用可能なグラフィックカード
DVD-ROM, 2つ以上のUSB 2.0ポート, ネットワークカード
2.2 インターネット
遠隔サポートを考慮して、PCでのインターネット接続を推奨
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