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2013/04/29

GMG OpenColor、権威ある2013 FTAテクニカル イノベーション アワードを受賞


この受賞により、GMGはフレキソ印刷業界に新製品や新技術をもたらす会社として認められました。

テュービンゲン(2013年4月29日) – ハイエンド ワークフロー/カラーマネージメント ソフトウェア ソリューションの開発・供給会社として世界をリードするGMGは、GMGOpenColorによりFTA (Flexo-graphic Technical Association:フレキソ印刷技術協会)のプリプレス・グラフィックス部門において権威ある2013FTAテクニカル イノベーションアワードを受賞しました。この受賞は、カリフォルニア州サンディエゴで4月28日から30日まで開催されたFTA年次フォーラムとINFO*FLEX展示会での祝賀式典で発表されました。GMG OpenColorは、印刷されたインクの色の見え、特に相互のインキ上に印刷された’オーバープリント’の色評価を正確に予測するための革新的プルーフィング技術です。これにより、印刷結果を正確にシミュレートしたプルーフを作成することを可能とし、今までは不可能とされてきた機能を実現しています。

FTA(フレキソ印刷技術協会)では過去15年に渡り、それまでの印刷技術・仕組みなどに対して全く新しい技術的アプローチや考え方を取り入れて、フレキソ印刷業界に新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こす会社または個人に対しテクニカル イノベーション アワードを授与しその功績を表彰してきました。 当社はOpen Colorの革新性、フレキソ印刷工程の技術刷新が認められ、この栄えある賞を受賞いたしました。

パッケージ印刷業界では、時間短縮という市場の要求と同時に複雑な仕事や多色印刷の使用が増加しています。多くの仕事は、印刷インキや印刷メディア、スクリーニング、その他の変動要素の異なる印刷条件の組合せが必要となります。コンバーターが取組むべき最大の難関の1つは、ブランド マネージャーから印刷会社までのすべてのサプライチェーンに関わる関係者の間で正確で確実に色を伝達することです。混ぜ合わされた色を理解するため、異なる条件で印刷されたすべての組合せを持つ特定のテストチャートを作らねばなりません。これは印刷会社にとって仕事で収益を上げる以前に、印刷特性チャートの製版やテスト印刷に時間・費用を掛けなければならないことを意味します。GMG OpenColorは、この複雑なパッケージ印刷の問題点を解決し、より少ない情報でより良い結果を提供します。OpenColorを使用することにより、ユーザーはオーバープリントの印刷条件の組合せに悩む必要はありません。ユーザーは、カラー コントロール ストリップ等の1つのカラーパッチを印刷し、ソフトウェア内の色や印刷メディアのプロパティーと組合せるだけです。測定値は、印刷時の変動要素に基づき保存・分類されます。この処理により、オペレータは測定値のアーカイブを構築し、既存の測定値を新たなプロファイルとして組合せることができます。

GMGパッケージング事業部長であるVictor Asseiceiro氏は、次のように述べています。「我々チーム全員は、この栄えある賞を頂き大変光栄に思います。OpenColorを使用することで、お客様に生産性向上や、サプライチェーンでの色の正確性・予測可能性の向上をご提供できる大きな一歩を踏み出すことが出来ました。我々は、GMG OpenColorを開発するために世界中で多くの製版会社やコンバーターと協働してきました。製版会社やコンバーターは、Open Colorにより時間短縮という市場要求を満たし、同時に多くの印刷特性チャートを作成するための費用を節約し、非常に長い印刷の前作業時間を削減できることを理解しました。最も重要なことは、すべてのサプライチェーンに関わる関係者の間で色の伝達や承認工程を改善し、色の予測可能性を実証することができるということです。製版会社やコンバーターは、それらの機能を高く評価しています。」

 


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