会社概要 サイトマップ 
News details

2013/02/06

GMGジャパン株式会社、「PAGE2013」に出展。最新プリンタ、最新OSに対応したインクジェットプルーフソリューションを紹介。

GMG東京(2013年2月5日発行) – ドイツGMG社の日本法人、GMGジャパン株式会社は、2月6日(水)から8日(金)までの3日間、東京池袋サンシャインコンベンションセンターにて開催される「PAGE2013」 (文化会館4階展示ホールB-31)に出展します。

みどころ1  GMG OpenColor
Ink Jet ProofはSoftwareとHardware両面の性能が向上したお蔭で一般的印刷業務では比較的容易に正確なプルーフを出力することができるようになってきた。しかし包装パッケージ印刷ではスポットカラーが当たり前で、かつオフセット印刷に加え、グラビア印刷やフレキソ印刷が多用されるため正確なプルーフを製作することは、まだ非常に難しいのが現状だ。

パッケージ印刷会社では、多色印刷が増加している。メディアは多岐に渡り、スポットカラー、CMYK以外の特注インキの使用が一般化しているため印刷工程は広範囲にわたり、標準化はいまだに確立されていない。コーポレートカラー、ブランドカラー、商品カラーの印刷においては、当然ながらクライアント担当者は色の許容誤差には厳しく、安定した結果を要求してくる。特に問題なのはオーバープリントである。印刷時のインキの膜厚やトラッピングの特性が異なるため、オフセット印刷ではグラビア印刷のようなオーバープリントは再現されない。 インキの挙動に関する知識が必要となる。このため印刷会社やパッケージ会社は、印刷用紙からアルミ箔など広範囲にわたる印刷メディアを対象に、それぞれの印刷特性を確認しなければならず非常に多くの時間を費やしている。このようにこの工程は時間と費用がかかり、面倒な作業にも関わらず、信頼性は保証されていない。

GMG OpenColorはパッケージ制作におけるこの複雑でエラーの起きやすい問題を解決するために開発されたソリューションである。

GMG OpenColorは、正確で予測可能なスポットカラーのシミュレーションと、色の相互作用に基づくオーバープリント時の挙動情報を蓄えたデータベースの中から提供する。 各社独自の印刷特性チャートを使わなくても、様々な印刷方式と印刷メディアによる印刷挙動をシミュレーションし、高品質な多色印刷用プロファイルを作成することができる。 GMG OpenColor独自のスペクトルデータを基準としたカラーモデルは、他のプルーフィング ソリューションと比較して、格段に優れたカラーシミュレーション結果を提供する。

スペクトルデータにもとづくモデリングアルゴリズムは、各インクの分光スペクトル特性と同様に、プルーフ用紙表面の比色特性(色の濃度を比べることによって定量化すること)を分析、スペクトル測定値と結合させている。測定情報は、特定の印刷方式(フレキソ、オフセット、グラビア)に適用され、その後、印刷プロセス固有の情報(インクローテーション、トラッピング、スクリーニングなど)を加え、最終的な印刷条件がシミュレートされる。 プロファイル作成は、専門知識がなくても、ものによっては今まで数日かかったものが数十分に短縮されるというほど劇的な効果を発揮する。 また必要ならオーバープリント測定値を追加することでさらなる色精度の向上を図ることができる。

GMG OpenColorはこのように高速演算と予測可能な印刷結果(例:プロセスカラーに特色を乗せたらどのような色になるかを予測する)を提供し、正確にすべての色をシミュレートすることができるので、サプライチェーンを構成する各パートナー間の色に関わるコミュニケーションを単純化させることができ、時間短縮、コスト節減の効果をもたらす。

GMG OpenColorの構成は、OpenColor本体とオフセット、フレキソ、グラビアを含む印刷方式別のオプションが付属している。各オプションには、それぞれ印刷工程別のプロファイル作成アルゴリズムを含んでおり少なくとも1つの印刷方式の選択が必要となる。

みどころ2  GMG ColorServer
高いマッチング精度で定評のあるGMG ColorServerがオフセット印刷分野、ワイドフォーマット分野、デジタル印刷分野から成るオンデマンドプリンタ市場の裾野をさらに広げている。GMG ColorServerは異なる印刷方式、異なるメーカーの製品が混在する生産現場で出力する色を管理するには最適のツールである。 例えばブランドオーナーから販促資料一式を受注したとする。 大判ポスター、POP、チラシ、小冊子、それを大判プリンター、オフセット、オンデマンドプリンタに振り分けて販促物を作成する。 GMG ColorServer を用いることでインクジェット、オフセット、オンデマンドプリンタそれぞれの特性に適した色管理をし、さらに異なる印刷方式間での色の方向性を統一する、というように総合的な色管理を実現する。 PAGE2013ではこれらの異機種間のサンプルを比較展示、プロファイルの作成方法、運用事例などを紹介する。

この他OpenColorとの連携を深めるべく進化したColorProof5.4、DotProof-XG5.4、ProofControl2.0などを出力サンプルを交えて紹介する。


前のページに戻る