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2012/05/04

GMG OpenColor – パッケージ業界向けプルーフィングの技術革新を実現

テュービンゲン(2012年5月4日):ハイエンド カラーマネージメント ソフトウェア ソリューションの開発・供給会社として世界をリードするGMGは、今まで不可能であった同一プルーフ上でのプロセスカラーとスッポトカラーの高精度色再現性を実現しました。

GMGは、DrupaのGMGブース(ホール4、B25)に於いてパッケージ業界向けの新たなプルーフィング ソリューションであるGMG OpenColorを発表しました。GMGのDr. Hanno Hoffstadt氏が率いる研究チームは、オフセット印刷・フレキソ印刷・グラビア印刷における予測可能なプルーフを作成するという要求に応えるため、今までGMGのカラーマネージメントの更なる開発に従事してきました。今回の革新的で画期的なGMG OpenColor技術により、スポットカラーや従来のCMYK 4色以上の多色印刷の忠実な色再現を可能にします。

CMYKとスポットカラー間のオーバープリント色の挙動や色の相互作用については、今までCMYKプロファイルとスポットカラー・ライブラリの組み合わせのみで再現されていました。この方法では、スポットカラーとプロセスカラーのすべての可能な組合せを“できる限り正確に”再現するために多くの努力が必要となります。この方法の大きな欠点として、スポットカラーのオーバープリント色が不正確であるという問題があります。

多色印刷が増加するにつれ、パッケージ印刷会社にとってスポットカラーのオーバープリント色のシミュレーションが大きな課題の1つになっています。GMG OpenColorは、パッケージ業界にとってこの問題を解決するための不可欠なプロファイリング ツールです。驚くほど正確なオーバープリント色のシミュレーションを提供することにより、GMG OpenColorは、様々な印刷技術・メディア タイプ・スクリーニング等、印刷における色挙動をシミュレートする高品質の多色印刷用プロファイルを作成することができます。

ColorProof等のGMGソフトウェア製品は、GMG OpenColorの多色印刷用プロファイルを直接アクセスすることができ、アクセスされたプロファイルは同時にOpenColorによりスペクトルデータに基づいて計算されます。ほとんどのジョブにおいて、GMG OpenColorは自動的に起動されます。そのため、時間のかかる手動での微調整や修正は今や過去のものとなります。
GMG OpenColorは、 異なる印刷技術や異なるユーザー要求に適合させるため、注文に合わせた異なるバージョンとして供給されます。

GMGの最高経営責任者であるIan Scott氏は、次のように述べています。「プロセスカラーとスポットカラーの組合せによる色の予測可能性の提供について、以前は不可能とされてきました。しかし、GMGは長い間求められてきたソリューションであるGMG OpenColorを今パッケージ業界に提供することができます。」



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