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2010/09/14

ラベルおよびパッケージ向け統合スポット・カラー ワークフロー実現のため、エスコ・アートワーク、サンケミカルおよびGMGが提携

SmartColourTMは、プリプレスおよびプルーフィング分野でブランド カラーの色安定性を保証

テュービンゲン(2010年9月14日) : ハイエンド カラーマネージメント ソリューションで世界をリードするGMGは、エスコ・アートワークの試作品製作ツールとGMGプルーフィング ソリューションを統合したワークフローがサンケミカルSmartColourTMデータベースに統合的にアクセスできるよう、GMGとサンケミカルの提携を拡大することを発表しました。3社によるこの共同開発は、ラベルおよびパッケージ業界において、より一層統合化されたエンド・ツー・エンドのカラー・ワークフローを提供します。

コーポレートカラー、ブランドカラーなどの色相を数値化したカラーライブラリデータベースであるSmartColourは、プルーフ上で正確な色再現を得ることで実際の印刷機でスポット・カラーを印刷する必要性を省くことにより作業時間、コストを節約します。エスコ・アートワークのカラー・エンジンはSmartColourデータベースに接続し、スポット・カラーの重ね刷りを計算するために全領域のインキ・スペクトル プロファイル・データを使用することで、SmartColourのインキ情報をコントロールします。新しい提携の下で、GMGはカラープルーフィング ソリューションをSmartColourエンジンへ接続するため、エスコ・アートワークの技術を統合する予定です。

デザインから印刷までのパッケージ試作工程のどの段階でも、画面上でのプレビューや正確に色再現されたインクジェット・プルーフの製作等、SmartColourインキ・プロファイルは、より効率的に色情報を伝達するために使用することができます。ブランド・カラーの再現精度は、スポット・カラーの印刷による試行のための費用や手間なしに実現されます。

パッケージの専門家のためのメリットは、色安定性の改良とサイクルタイムの低減

この革新的な提携は、異なるワークフローを持つ機器同士を統合したいと望むユーザからのリクエストが増大したことがきっかけです。エスコ・アートワークとGMGは多くの共通したユーザーを持っているため、ユーザーはひとつに統合されたスポット・カラー データベースにアクセスすることができます。結果として、混在するワークフロー内で広範囲な色安定性や円滑で実際的なスポット・カラーのレンダリングが可能となります。この新しいソリューションは、より短期間でのデザイン・サイクルというクライアントの要求を満足するための増大するリモート・プルーフの要求にも対応しています。

この新しい提案は、ユニークで本当のマルチ・ベンダー ソリューションです。このソリューションにより、サプライ・チェーン全体に渡って印刷結果の実際的な予測をもたらし、色に関する誤解による遅延やコストの増大を回避します。クライアントの色定義を含む、パッケージ・ジョブ内で指定されたSmartColourスポット・インキ定義は、GMGプルーフィング ソリューションにより自動的に認識されます。繰り返し発生するジョブを素早く安定的に処理するため、保存されたプロダクション・ジョブにはSmartColourデータへの参照が電子的に含まれています。

北米でのLabelexpo期間中、最近発売されたエスコ・アートワーク スーツ10と統合されたSmartColour技術が、エスコ・アートワークのブース(#5202)で展示される予定です。SmartColourデータベース向けエスコ・アートワークとGMGの統合は、2010年末を予定しています。

 


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