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2010/06/09

GMGとミマキエンジニアリング、フレキソ、グラビア、メタル印刷市場向けのプルーフィング及びモックアップ製作ソリューションにおいて、世界的提携を発表

テュービンゲン/バーミンガム (2010524) – ハイエンド・カラーマネジメント・ソリューションのプロバイダーであるGMGと、サイングラフィックス、テキスタイル・アパレルなど業務用ワイドフォーマット・インクジェットプリンタやカッティング・プロッタの製造・販売で世界的リーダーであるミマキエンジニアリングは、世界規模での戦略的パートナーシップを結び、高付加価値パッケージング市場向けの革新的ソリューションを発表いたしました。このソリューションはミマキ社のインクジェットプリンタ製品群と、完全自動色変換カラーマネジメントソフトウエア、GMG ColorServer 4.6.2及びプリンタのキャリブレーションとプロファイル作成を担うGMG SmartProfilerから構成されています。このソリューションにより、多種、多様なプリント媒体のどの上でも、高精度かつ常に安定した色再現が実現いたしました。

ミマキ社のプリンタとGMG ColorServer の組み合わせにより、フレキソパッケージング、段ボールパッケージ、メタル印刷などに携わる印刷・製版会社、広告代理店、ブランドオーナー向けに、この高付加価値ソリューションを提供することができることとなりました。このソリューションの主なアプリケーションは次の通りです:

  • 実際の生産用媒体を使い、ホワイトインキやニス引きを組み合わせて、色精度の高いデジタルプルーフを実現
  • パッケージングのデザイン検討段階やお客様の承認テストで要求される、色精度の高いパッケージのモックアップやプロトタイプをデジタル印刷で実現
  • 小部数、パーソナライズ印刷を安価かつ短時間で実現

「これまでのミマキ社とのパートナーシップを、今回世界的な規模に拡大できたことを大変うれしく思います。GMG ColorServer/SmartProfilerとミマキ社のUJF-605 UVでのソリューションでパートナーシップを組んでからまだ数ヶ月ですが、その間にGMGのカラーマネジメントをミマキ社の多様なインクジェットプリンタに世界規模で提供することになりました。これは、非常に短期間での大きな成功です」と、GMG GmbH & Co. KGのCEO、ポール・ウイレムスは述べています。

「GMGとミマキエンジニアリングのパートナーシップにより、パッケージング及びラベル印刷市場分野で、最高品質かつ効果的なプルーフィングソリューションを提供できると確信しています」と、株式会社ミマキエンジニアリングの代表取締役社長である池田明氏は述べています。

従来の刷版やグラビア用シリンダをデジタル印刷で置き換えることにより、大幅な時間とコストの削減が実現できます。ミマキのインクジェットプリンタは、オフセット、グラビア、フレキソパッケージング印刷におけるデジタルプルーフィングに最適化されています。GMGのカラーマネジメント技術と組み合わせることにより、1200dpi までの解像度において、シュリンクフォイルやメタルフォイル、メタルや段ボールを含むあらゆる媒体上で、完璧なカラーマッチ、スポットカラーの最適な再現、最高印刷品質を実現し、その再現性を確保することができます。

ドイツを本拠とするWipak社は、食品及び医療関連のパッケージングの専門会社です。GMGとミマキのソリューションをオリジナル媒体でのデジタルプルーフィングや色精度の高いモックアップの生産に利用しています。「オリジナル媒体を用いてのコントラクトプルーフや色精度の高いモックアップ製作は、私どもにとってとても重要です。これにより、プリントバイヤーとの承認プロセスでの時間を大幅に短縮できます。私どものお客様は、初期の段階ですでに透明フィルムでの最終印刷物のシュミレーションを確認できることに、大変満足されています」と、Wipak社のプロダクションマネージャのThomas Kinzer氏は述べています。

GMGとミマキによるソリューションは、IPEX 2010で、ミマキブース(ホール12-C120)にて実演されました。

 


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