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2009/10/06

JGAS 2009 にてGMG が最新カラーマネージメントソリューションを発表

GMG のハイエンドカラーマネージメントソリューションは、一貫したカラースタンダードの作成を容
易に実現すると同時に、インキ節約も瞬時に達成。新しいプロファイリングシステムGMG SmartProfiler は、デジタルおよび大判フォーマット印刷業界が求めるカラー精度を提供します。

東京(2009 年10 月6 日発行): ハイエンドカラーマネージメントおよびプルーフィングソリューションの開発・提供会社として知られるGMG は、10 月6 日から10 日までの5 日間、東京にて開催されるJGAS 2009(ブース番号: E127)にて、最新バージョン4.6 となったGMG ColorServer およびGMG InkOptimizer を日本市場に初めて紹介します。GMG ColorServer カラーマネージメントソフトウェアは、すべての印刷プロセスのために、高品質且つ完全自動で色変換を行います。GMG InkOptimizer は、完全自動でインキ削減を行います。また、GMG は、デジタルおよび大判フォーマットプリントシステムに関して、個別のカラープロファイル作成とプリンタキャリブレーションを行うためのソフトウェアアプリケーションGMG SmartProfiler を紹介します。

GMG ColorServerおよびGMG InkOptimizer 4.6: 最高品質、最大の生産信頼性と向上した生産性Adobe® PDF Libraryの統合

今日、アプリケーションの大半がPDFファイルを作成することができるため、製版会社や印刷会社、広告代理店、出版社に入稿されるPDFファイルの色空間やバーションは、多岐にわたります。手作業によるファイルの確認と標準化は、非常に手間の掛るプロセスです。GMG ColorServerに搭載されたAdobe® PDF LibraryをベースにPDFファイルを処理することで、生産性の向上がもたらされます。PDFファイルをフラット化し、透明効果とオーバープリントのエレメントをリファレンスとなるソフトウェアAdobe Acrobat®で得られるものと同じ結果にすることができます。

スポットカラーからCMYKへ色変換デザイナーによるクリエイティブ作業段階で、スポットカラーが実際に印刷機上でどの様に再現されるか、考慮されることは稀です。GMG ColorServerは、印刷機のCMYK色空間に合わせた最適な方法でスポットカラーの色変換を行い、最大限のガモットを再現します。出力機の色空間に適合したCMYK値への色変換作業を自動化することで、作業効率が向上します。

改良されたGMG Gamut Mapping機能を搭載したProfileEditor新しいGamut Mapping アルゴリズムは、広い色空間から狭い色空間へと色変換が必要な場合など、異なる色空間の間での理想的な色変換を確実なものにします。手作業によるファイルの修正作業が、大幅に削減されます。

専門知識を必要としないセットアップ作業GMG ColorServer とGMG InkOptimizer 4.6 は、直観的な操作が行える、分かり易い構成を持つユーザーインターフェースを新しく採用しており、標準印刷条件に関して予め設定されたホットフォルダも搭載しています。代表的な印刷標準に関する設定をインポートできるため、ソフトウェアをインストールするだけで直ちに作業を開始できます。GMG による検証済みホットフォルダは最適な色変換を確実に行うため、エラーが回避できるだけでなく、生産の信頼性が得られます。

ワンステップによる色空間への標準化とインキ削減新バージョン4.6 となったGMG ColorServer とGMG InkOptimizer は、一つのホットフォルダでの連続処理が可能になりました。GMG InkOptimizer で行われるファイルの標準化とインキ削減処理作業がワンステップで可能になることから、GMG ColorServer とGMG InkOptimizer の両ソフトウェアを使用するユーザーにとって設定の手間が少なくなり、作業スピードが加速され、生産性が向上します。「GMG ColorServer とGMG InkOptimizer は、日本のグラフィックアーツ業界のニーズに完璧に応えることができるソリューションであると、私共GMG は確信しています。特に、昨今の世界的に厳しい経済状況の折、どの企業にとっても作業時間とコストの削減は重要な課題であり、最大限可能な生産の信頼性と生産性を達成し、同時に最高品質の印刷製品を製造することが、ビジネス成功の鍵となっています。」と、GMG ジャパン株式会社代表取締役社長である安東和民は述べています。「この課題に取り組むために有効なツールとなるのが、GMG ColorServer とGMG InkOptimizer 4.6 です。新バージョンになった両ソフトウェアは、印刷条件や印刷用紙などデータ作成時に考慮すべき色の管理に関する問題をユーザーに代わって処理することで、作業効率を促進します。」

新製品: デジタル印刷および大判フォーマット印刷用GMG SmartProfiler
GMG SmartProfilerは、デジタル印刷機や大判フォーマットシステムなど、様々な出力機のキャリブレーションとプロファイル作成を行うためのウィザードです。ユーザーフレンドリーな設計が施されているため、カラーマネージメントに関する特別な専門知識を必要としません。広幅インクジェット機やデジタル印刷機用に独自のプロファイル作成やキャリブレーションを行うユーザー、フレキソおよびパッケージング印刷のために社内標準に則り作業を実施するユーザーなどを対象としたソフトウェアです。GMG SmartProfiler はユーザーが必要とする機能をすべて搭載しており、GMG ColorServer 4.6の追加オプションとして販売されます。BARBIERI Spectro LFP RTは、大判フォーマットプリンタ用計測器としてオプションで提供されます。この計測器は、板紙、バナー、バックライト用フィルム、布地、シルク、プラスチックボード、木材、石材やセラミックボードなどの特殊素材を含む、あらゆる印刷素材を使用するデジタル印刷およびインクジェット印刷のニーズに応えます。デジタル印刷および大判フォーマット印刷分野では、昨今、オフセット印刷やグラビア印刷といった従来の印刷方式で生産された印刷物に匹敵する高いカラー精度、リピート可能性、そして色再現を求める声が高まっています。この分野では、デジタル印刷機とオフセット印刷機を併用するなど、ハイブリッド環境で作業が行われており、すべての印刷プロセスから全く同一に見える最終印刷製品が求められています。言うまでもなく、同様のことが、同一機種、あるいは類似した出力機を複数台活用している会社にも、求められています。企業は集中管理によるカラーマネージメントを実施することで、生産性、生産の信頼性、そして特に印刷製品のカラー品質を大幅に向上させることができます。GMG SmartProfilerは、様々な用途に関して予め定義された設定を搭載しています。また、ウィザード機能がステップ・バイ・ステップでユーザーをガイドするため、エラーの原因を最小限に抑えることができます。ウィザード機能は次の作業をガイドします。

  • プロファイル作成
  • キャリブレーション
  • 新しいキャリブレーションの作成とリニアライズ

GMGカラーマネージメントソフトウェアによる高度な作業自動化は、コストを削減する一方で、生産性を向上させ、高品質にカラーの一貫性を達成する助けとなります。「これまでGMGは、オフセットやグラビア印刷の色校正に関するカラーマネージメントソリューションを提供する第一人者として世界中で広く認知され、ユーザーから高い評価を頂いてきました。しかし、デジタル印刷や大判フォーマット印刷、並びにフレキソ・パッケージング印刷は成長著しい市場分野であり、私共GMGのカラーマネージメントに関する専門技術がこの分野でも大いに貢献できる、と考えています。GMG ColorServer 4.6と併せてGMG SmartProfilerをご活用頂き、デジタル印刷や大判フォーマット印刷でも、その実力を是非ご確認頂きたいと思います。私共GMGは、この新しいソリューションがこの印刷分野に於いても重要な品質標準を確立すると確信しています。」と、GMGGmbH & Co. KGのCEOであるポール・ウイレムスは述べています。

GMG について: 1984 年創立されたソフトウェア会社であるGMG は、ドイツのシュトゥットガルト近郊にあるテュービンゲンに拠点を置き、フランス、スペイン、ベネルックス、北欧、英国、アジアおよび南北アメリカに現地法人を設立し、世界的販売ネットワークを築いています。GMG は、グラフィックアーツ産業界全体を対象としたハイエンドのカラーマネージメントに特化しています。これまで、9,000 件を超えるシステムが、広告代理店を始め、製版会社、オフセット印刷会社、新聞会社、フレキソ印刷加工会社、そして国際的なグラビア印刷工場に至るまで、業界全領域に渡り販売されてきました。実際、GMG ColorProof システムは、ヨーロッパの広範囲なグラビア印刷産業界では、事実上業界標準になっています。

GMG 製品ファミリーについて: カラーマネージメントソフトウェアシステムGMG ColorProof は、デジタルインクジェットプルーフ機を最も正確にキャリブレーションする方法を提供します。これにより、印刷機に厳密に適合したデジタルコントラクトプルーフの作成が行えます。GMG DotProof®は、出力RIP のオリジナルのビットマップデータを使用して、校正用高品質網点プルーフの作成を可能にします。特にパッケージング業界のニーズに対応するために開発されたGMG FlexoProof は、特定のフレキソファイル形式をサポートしており、完全なPantone®スポットカラー・ライブラリ、並びにその他機能を搭載しています。GMG ColorServer は自動色変換用ツールです。CMYK からCMYK、RGB からCMYK、そしてRGB からRGB へとより効率的なワークフローが実現します。GMG InkOptimizer は、有彩色を自動的に減少させることで、不必要なインク使用量を削減することで経費の節約を可能にし、印刷機上でのより優れた印刷安定性をもたらします。GMG ProofControl は、プルーフのカラー精度を瞬時に検証できる理想的なソリューションです。GMG PrintControl は、作業工程の開始から終了まで、印刷機の標準化を図るための単体ソフトウェアです。GMG RapidCheck は、マウスクリック1 つで印刷工程を管理できる、検証ツールです。GMG Media は、最も一般的なインクジェットプリンタのための校正用ペーパーとフィルムの製品群です。様々なサイズが用意されており、カラーが重視されるアプリケーション用途に高特性を示すよう、製造されています。

© 2009 GMG GmbH & Co. KG. 本記述で使用されているGMG 製品名は、GMG GmbH & Co. KGの商標またはサービスマークであり、特定の管轄で登録されている場合があります。その他の社名、ブランド名、商品名およびサービス名は記述のみを目的としており、当該権利所有者の商標もしくは登録商
標です。データは、予告なく変更される場合があります。詳細は、次のホームページをご参照ください。www.gmgcolor.com

本件に関するお問い合わせは、下記までお寄せください。
GMG ジャパン株式会社
102-0073 東京都千代田区九段北1-14-15 武千代ビル4 階
電話 03-6272-6580 ファックス 03-6272-6581
メールアドレス:japan@gmgcolor.com


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