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2011/05/24

GMG、製版・印刷業界向けソフトウェア開発・OEM供給会社であるAurelon社を買収。生産工程に必要なすべての機能を満たすソリューションを提供することで大判プリント製作業界へ参入。

Aurelon社の買収により、GMGは大判プリント製作のための新たなワークフロー環境を実現できるリーディングカンパニーとして、品質・色安定性・環境配慮に関する新機能を提供していきます。

テュービンゲン(2011年5月24日):ハイエンド カラーマネージメント ソフトウェア ソリューションの開発・供給会社として世界をリードするGMGは、オランダのAurelon社を買収したことを発表しました。Aurelon社は、製版・印刷業界での製作・出力を正確にデジタル処理するための、モジュール形式で拡張性のある革新的なソフトウェア技術を提供しています。Aurelon社の買収により、GMGは大判プリント製作業界においても更にその存在感を高め、今までGMGが対象としていた業界を超えた戦略的事業拡張を展開していきます。

GMGの中長期的な事業拡張計画に基づいて、今年の2月に英国のCWS社 (Complete Workflow Solutions. デジタルメデイア製作・ワークフロー技術関連会社) を買収したため、GMGにとってAurelon社の買収は2回目となります。

GMG GmbH & Co. KG. のCEOであるPaul Willems氏は、次のように述べています。「今までGMGが対象としていたプルーフ・印刷業界におけるシェアを常に向上させると共に、大判プリント製作業界においても大きな役割を果たすことがGMGの目標です。Aurelon社の買収は、この方針において重要な一歩であり、大判プリント製作会社の特有のニーズを実現させるために必要なすべてのワークフローソリューションを直ちに提供することができます。」

「業界やサービスプロバイダにとって、アプリケーションは更に最新で高機能になっており、ブランド所有者の色品質や色安定性に対する要求は高まっています。この業界においてGMGの存在感を強固にするため、今が最善の時期なのです。何故なら、現時点で利用可能な大判プリント製作ワークフローシステムでは、重要な機能を完全に満たしていないからです。」と、Willems氏は付け加えています。

ハンブルクで開催されたFespa Digitalにおいて発表されたPrintFactory GMGエディションにより、GMGとAurelon社は大判プリント製作のために必要なすべての機能を満たすソリューションを提供します。PrintFactory GMGエディションは、全自動処理を行うためのGMG ColorServer/GMG SmartProfilerと、Aurelon社が開発したバナー広告・サイングラフィック・超大判プリント用PrintFactoryスイートを統合したパッケージソフトです。PrintFactory GMGエディションは、標準化されたプリント出力や最終加工のための、最先端技術を使用した拡張性のあるジョブ作成・ワークフロー・処理ツールを提供します。また、GMG SmartProfilerのEcoSaveオプションを使用することで10%から20%までインクを削減することができるため、短期間での投資収益 (ROI) が保証されます。英国の大手大判プリント製作会社Gardners社の会長兼代表取締役であるRichard Gardner氏は、次のように述べています。「PrintFactoryは、スタジオ作業・プリント出力・最終加工における生産性・効率性を向上させるための生産工程自動化に不可欠な存在です。」

Willems氏は、次のように述べています。「GMGとAurelon社の統合パッケージソフトPrintFactory GMGエディションは、最適なシステム環境を提供します。Aurelon社の買収は、すべての利用可能な技術を注意深く詳細に分析した結果によるものです。大判プリント製作業界に高品質で生産工程に必要なすべての機能を満たすパッケージソフトを提供するためには、PrintFactoryの技術がGMGのカラーマネージメント技術に最も適合していると判断しました。」

Aurelon社のR&D部長であるErik Strik氏は、次のように述べています。「GMGとAurelon両社は、以前から印刷工程標準化のためのソリューションの開発と供給を行ってきました。これからは、GMGの世界的な存在感と販売網を通して、この画期的な技術を世界市場へ展開することができます。既存のユーザーは、Aurelonの技術にGMGのカラーマネージメント技術を統合することができます。新規ユーザーにとっては、生産効率と品質に対する要求を満たす、卓越した技術を使用することができます。また、サービスプロバイダにとっては、大判プリント製作における経費を削減するだけでなく、これまでにないレベルの生産性と品質を提案することができます。」

「また、既存のAurelon OEMパートナーにとって、新規市場の開拓等の更なる投資を安全に行うことができ、今後とも更なる革新的製品開発を保証するGMGのカラーマネージメント技術を利用できます。」と、Strik氏は付け加えています。

「Aurelon社の買収により、IPEX 2010で約束した“Wherever a Color Goes it Stays that Color (どこでも同じ色)”は補強されました。プルーフ・通常印刷・デジタル印刷・大判プリント製作分野で主要な役割を果たすという長期戦略に適合するならば、GMGは引き続き、技術協力・提携・買収に投資していきます。」 と、最後にWillems氏は話を結びました。

 


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