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2011/03/28

GMG ColorServer、GMG InkOptimizer、GMG SmartProfilerの新バージョンを発表

テュービンゲン(2011年3月28日):ハイエンド カラーマネージメント ソフトウェア ソリューションの開発・供給会社として世界をリードするGMGは、カラーマネージメント ソリューションGMG ColorServerとGMG InkOptimizerバージョン4.7、およびカラープロファイル作成・キャリブレーションツールGMG SmartProfilerバージョン1.5を発表しました。新バージョンは、操作性と生産信頼性の更なる向上を目的としています。

GMG ColorServerカラーマネージメント ソフトウェアは、同一の色基準を達成するためにRGBやCMYKおよびそれらが混在するデータの色空間を全自動で変換します。GMG InkOptimizerは、使用される有彩色のインキ量を自動的に削減することにより印刷特性の改善や経費の節約を実現できるため、発売以来ユーザーから好評を博しています。

誤操作を回避する新しいウィザード

GMG ColorServerとGMG InkOptimizerの新機能として、新たに改正されたDeviceLinkカラープロファイルだけではなく、すべての標準印刷条件を事前設定できるホットフォルダ作成機能も追加されました。GMGホットフォルダ作成ウィザードにより、ソフトウェアに付随している国際印刷規格用プロファイルを使用して、新しいホットフォルダを作成することができます。これにより、ワークフロー作成時の誤操作の要因が回避されます。

各地域間でのカラーマネージメントに対するWebインタフェース

標準的なWebブラウザを使用することにより、複数のユーザーはPDFファイルへの変換や変換過程をモニタするために、GMG ColorServerやInkOptimizerを同時にアクセスすることができます。これにより、使い勝手が良く、利用し易い環境を提供します。

経費管理のためのインキ削減量レポート

GMG InkOptimizerにより処理された印刷用データの、実際のインキ削減量をレポートします。GMG InkOptimizerを使用した場合と使用しない場合で、各色で必要とされるインキ量が各ジョブ単位に統計値として記録されます。

完全な工程管理のためのGMG PrintControl拡張機能

GMG PrintControlは、印刷室での印刷機の標準化や効率的な工程管理のための使い易いソリューションです。GMG PrintControlで生成されたドットゲイン補正カーブは、直接GMG ColorServer/ InkOptimizerで使用することができます。個々の印刷特性を考慮に入れることで、更に正確な色変換を実現することができます。

集中管理されたカラーマネージメントによる一貫した同一の色再現性

GMG ColorServerとGMG SmartProfilerの組合せは、大判プリンタ等のデジタル印刷システムにおいて、これまで未知のレベルであった色品質や色安定性を引き上げるという全く新しい能力を提供します。また、GMG SmartProfilerは、種々の出力装置のキャリブレーション以外にGMG ColorServer用のカスタムカラープロファイルを作成するために使用することができます。カラーマネージメントはGMG ColorServer/SmartProfilerにより完全に集中管理されていますので、異なったフロントエンド・RIP・印刷機を個々に設定・同期させる必要はありません。これにより、大判プリンタ等のデジタル印刷システムや混在する生産設備環境のなかで、一貫した同一の色再現性を達成することができます。これにより、ISO Coated V2のカラーマッチングを実現することができます。

GMG SmartProfilerバージョン1.5は、以前にも増して操作性と信頼性の更なる向上を提供します。

プロファイル作成を容易にするウィザード

素早く、しかも信頼性を持った最高品質を保証するため、GMG ColorServer用のカラープロファイルやプリンタキャリブレーション・データを作成する時に種々のウィザードが使用されます。GMG ColorServerは、デジタル大判プリンタで使用可能な色領域にISO Coated V2の色領域を最適にマッピングする等、特定の印刷機や様々な用途のために多数の事前設定を提供します。これにより、すべての出力システムにおいて最大限の色正確性と生産物の信頼性を実現します。

柔軟性のあるスポットカラー処理

GMG SmartProfilerは、印刷機上で最適な色再現が実現できるようにスポットカラーを自動的に作成します。ワニス塗り・型抜き・白インキ用チャンネルは、処理過程で除外することができます。これにより、柔軟性のあるスポットカラー処理を保証します。

変更された出力条件への容易な対応

印刷メディアやインク等、出力条件の変更は容易に行うことができます。GMG SmartProfilerは、新たなプリンタや印刷メディアの組合せが追加された場合等、必要に応じてGMG ColorServer用の新たなホットフォルダを作成するために使用することができます。組合せされたホットフォルダの設定は事前定義されます。

クライアント/サーバー構造

GMG SmartProfilerは、リモート環境でも使用できるようにGMG ColorServer以外のコンピュータにインストールすることが可能となりました。

個々のお客様の要求を満たすため、今後もGMG ColorServer、GMG InkOptimizer、GMG SmartProfilerの異なったバージョンを販売する予定です。GMG ColorServerは、従来の印刷工程向けの完全バージョン、またはGMG SmartProfilerと連動したデジタル/大判プリンタ バージョンとして販売されます。GMG InkOptimizerは、枚葉オフセット印刷用プロファイルのセット、または輪転印刷とグラビア印刷用プロファイルのセットとして出荷されます。

 

 


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