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2010/09/29

GMGカラーマネジメントソフトウエアが、ミマキUJF-706インクジェットプリンタに対応。色精度の高いパッケージ用プルーフ及びモックアップ製作を実現。

テュービンゲン/長野 (2010年9月29日) : ハイエンド カラーマネージメント ソフトウエア ソリューションで世界をリードするGMGと、大判インクジェットプリンタおよびプリント&カット機分野で全世界をリードするミマキエンジニアリングは、GMG ColorProofソリューションがミマキ社のUJF-706インクジェットプリンタに対応予定であることを発表しました。 高品質な連続諧調及び網点プルーフを可能にするGMGとミマキによる新ソリューションは、東京パック(10月5日~8日)、ミマキブース(5i-21)において、初公開されます。

両社の戦略的パートナーシップにより、パッケージ用アプリケーションに高い付加価値をもたらす革新的なソリューションの提供が可能となりました。GMG ColorProof(連続諧調プルーフ)およびGMG FlexoProof/DotProof(網点プルーフ)とミマキ社UJF-706の組み合わせにより、オリジナルメディアを使った高品質パッケージ用プルーフ、色精度の高いモックアップやラベルのプロトタイプ製作、そして小ロットのパーソナライズ印刷が実現します。白インキやニス引きにも対応します。このデジタルソリューションによりプルーフ及びモックアップの製作コストは、従来のアナログシステムに較べ大幅に削減されます。

他社の追随を許さないGMGカラーマネジメント技術を背景に、GMG ColorProof, FlexoProof, DotProofは、完璧なカラーマッチング、スポットカラーおよびプロセスカラー再現の最適化、及び一貫した色再現を実現します。GMG FlexoProofは、印刷用基材の模様シミュレーションや見当合わせの変化量調整など最終印刷特性を再現することが要求されるモックアップの製作において、その威力を発揮します。GMG FlexoProof及びDotProofは、業界の標準データフォーマットの処理はもちろん、プレートセッタRIPからの1 bitデータにも対応しています。これらのデータは、オリジナルの網点情報を保持しながらカラープロファイル処理が施され、インクジェットプリンタにより、コントラクトプルーフの品質で出力されます。

ミマキ社のUJF-706は、コート紙および上質紙はもちろん、メタル、缶、アクリル、ガラス、スチレン、PETフィルム、ポリ炭酸、シュリンクフィルム、PLAなど、多様な媒体へのダイレクトプリントが可能で、150mmの厚物にも対応しています。ロールオプションにより、最高精度での軟包装フィルム(0.025mmまで)へのプリントも実現しています。 「ミマキ社のUJF-706とGMGカラーマネジメント技術の緊密なインテグレーションは、両社のパートナーシップ、そして双方のお客様にとって、大きな躍進を意味します。この新たなソリューションによって、多様なオリジナル媒体でのハイエンドプルーフ及びモックアップ製作のための、要求度の厳しいパッケージアプリケーションを近い将来実現できることになります。両社の技術協力さらに強化することで、製品サイクルの短期化によるデザインから承認までのプロセス短縮といった、パッケージ印刷が直面している課題への取り組みも前進することになります」と、GMG GmbH & Co. KGのCEO、ポール・ウイレムスは述べています。

株式会社ミマキエンジニアリングの代表取締役副社長兼JP事業部長である野口幹夫氏は、「非常に高価で時間のかかる平台校正やアナログプルーフシステムに対し、オフセット、グラビア、フレキソパッケージ印刷業界向けに、デジタルプルーフ及び小ロット製作への低コストかつ短時間でのソリューションを供給することができ、大変うれしく思います。高度なGMGカラーマネジメント技術により、日々の生産工程において、最高の色精度、安定かつ一貫した色再現が可能となります」と、述べています。

 


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